夜は短し歩けよ乙女
2009.08.03
![]() | 夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫) (2008/12/25) 森見 登美彦 商品詳細を見る |
アジカンのジャケットのような一冊に目を奪われ、購入。
このような恋愛系の小説は、ほとほと苦手。
僕の中でロンリー感が増大するからだ。
捨てたはずの苦い過去が蘇るからだ。
あー僕もこんなのしてみたーい。
キャッキャッ、キャッキャッと雀がなくようにはしゃぐ程、僕には余裕というものがない。
むしろ、ロンリーに負けてたまるか!という妙な苛立すら、わく。
ただ、著者である森見 登美彦氏の文字が素敵です。
硬派な文体を軟派に読めてしまいます。
もっと簡単言うと、漢文をすらすら読めちゃえる。そんな感じ。
レ点とかいりません。
きっとこの硬派な文体にたいしての好き嫌いがあるんだろうけど、僕は好き派です。
興味があればどうぞ。