四畳半神話大系
2009.08.03
![]() | 四畳半神話大系 (角川文庫) (2008/03/25) 森見 登美彦 商品詳細を見る |
世界は巨大な半球。それを三頭の象が支え、その象を一匹の亀が支えている。その亀を・・・インドのなんちゃら説だったかな?ポップな絵に惹かれ購入。いわゆるジャケ買い。
感想。
圧巻です。
いやはや、驚きました。これはすごい。
長編小説なのですが、4話で構成されています。
1話目、特におもしろいとも感じずに読み。
2話目、えっ?という繰り返し文体に、森見さんの挑戦を感じつつ読み。
3話目、この時点で話に惹きこまれ、現世に戻って来れませんw
4話目、総集編。読み終えた時点で心の中では拍手が鳴り止みませんでした。
正直、くだらない内容の話を4つも書き続けた森見さん。
けれど、そんな嫌いな嫌いな青春小説に飽きもせず、惹き込まれていた僕。
圧巻。
すごい。
具体的なことを何も申し上げれていないのが残念です。
主人公の選択によって変わる人生。
すごくすごく奥が深い気がするし。
それは考え過ぎのような気にもさせられます。
起こる事件はありえない事件だけど、面白く読め。
読み終えると、くだらねーていう話なんです。
それがすごい!