アートな島にて
2009.05.04

朝6時に友人と待ち合わせをし、出発。午前9時、まだ大阪です。
ETC割引&GWにより引き起こされる事故の数々により、車が動かない大渋滞です。
NAVIで渋滞表示でない道路を部分しつつ、高速をおりたりのったりすることで、結局、岡山・宇野港に到着したのは午後2時半すぎに到着です。

ここから、フェリーに車を乗り入れ、直島へ向かうのですが、「今でたとこやわぁ~、次1時間後やで!」とおばちゃんに教えられ、16時にやっと直島到着。ちなみに、帰りの時間を考えると、どうしてもフェリーは19時発となるので、抜群に時間がありませんw
犬島なんて絶対いけへんことにショックを受けていましたが、直島すら満足に見れそうにないです。夜中に出発しておくべきでした・・・

ショックを受ける時間もないのが正直なところなので、早速生協横の山本うどんさんで、おいしいと評判の肉うどんをいただきました。空腹と疲れに、すっかり写真を撮ることを忘れ、くいかけです。汚い写真でごめんなさいw
肉の濃くて甘いタレが、うどんのオツユと混ざっておいしくて、そこにしょうがと一味をいれると、香りがよくなり、味にも深みがでて一層おいしく感じました。一日20食限定の和風ラーメン・・・この時間ではやはり売り切れでした。食べたかったよー!
時間が時間なだけに、有料のアートは1つしかいけないので、地中美術館を選びました(* ̄∇ ̄)/゚現代美術家のモネとタレルとデ・マリア、この3人の作品を受け入れやすく感動的とも呼べる出会いにしてくれたのは、地中美術館の設計を安藤忠雄さんの力が大きいんだろうなと思います。
天候による光の加減で作品の見え方が変化するように設計されているので、ここでは同じ作品はみることができないんだなと強く感じました。写真撮影が禁止なので写真がないだけなのですが、ここにある作品は、実際に見ると「写真と違う」ということになりかねないので見ないほうがいいと思います。
僕個人的にはモネの「睡蓮の池」とタレルの「オープン・フィールド」、「オープン・スカイ」が最高によかったです。一日座ってみていてもいいくらいの作品でした。地中美術館を見終わったあと、フェリーの時間がゆるすまで、屋外作品を見て回りました。直島の屋外作品といえば、人気の南瓜たち。やはり人気でした。

赤いのは宮浦港そばにあります。中に入って遊ぶ子供がかわいかった。

黄色いのはベネッセハウスの海岸沿いにあります。

南瓜以外に、「三枚の正方形」が僕の心を射抜いた作品だったりもします。この正方形、風でぐるぐる~と回る仕組みになっています。風見鶏の正方形版って感じでしょうか。小学生のとき、夏休みの図工で、風見鶏を作るのに、切ったりヤスリで磨いたり、大変な思いをした記憶がありますが、これなら簡単に作れそう。

「シップヤード・ワークス」のある海辺。作品とは関係ないけど、すごく絵になるふたり。
結局、屋外作品すらろくにみれず、帰路につきました。
『直島 瀬戸内アートの楽園』を読んでるんだけど、ぜんぜん回れていないことに気づかされるばかりで泣きそうですw行ったのに行ったといえない立ち回りでした。またお盆休みにこようと思います。そして次は夜中に移動しようと心に誓いました。大阪から10時間ほどかかるってありえない・・
おまけ

アートにかけらも興味もないくせに、暇だという理由でついてきた友人を楽しませる直島の浜辺。