進化
2009.06.09

『サルからヒトへの進化』
Interop Tokyo 2009へ出展しているUQコミュニケーションズの、このフレーズが書かれた海浜幕張駅構内の広告に目を奪われる。
これは、UQコミュニケーションズが通信実験を行っているWiMAXと、これまでのWi-Fiなどの無線通信を比べてそのように表現しているのだが、(WiMAXについては、最後に書くとして・・・・)ヒトは本当にサルから進化したのかとこれを見るたびに考えてしまう。
たしかヒトはサルから進化したというのはあやまりで、共通の祖先から分化したのサルとヒトだというのが正しい認識・・・のはずだが、どちらにしても全くもって信じられない(笑)遺伝子的には同じ作りで、そのように言われているのだけれど、彼らとは姿形・意識などが異なりすぎて全然理解できない。
オラウータンが道具をつくり、木の枝を使ってアリを食べる。それを見た若いオラウータンは、それを学習し実践していく。僕の中ではこれが『進化』に値するのだが、常識的にはこれはオラウータン界の文化なのだそうだ。
僕の中では、服屋さんとかお魚屋さんとか、電気屋さんとか車屋さんという業種の違いが、一種の進化なんだという認識がある。業種は環境によって発展もするし絶滅もありうることは想像できるけど、ヒトからまた姿形が異なる生物が出来上がる世界って想像できないっていうのが理由だったりする。目に見えないプランクトンが魚になり、魚に手足が生えトカゲとなり・・・ってアニメかよっていうツッコミがいつまでも消えないw
そんなアニメな世界ほど異質なWiMAXだけれども、これまでの無線LANと比較して、かなり通信速度が速くなっている。インターネットのページ遷移なども特に不快感なく操作できるらしい。が、実は比較するべきものなのだろうかという疑問もなきにしもあらず。。
というのも、WiMAXは基地局と直接無線で繋がる方式である。
マンションに住むおそらくほとんどの人が、基地局からマンションへ有線で繋がり、電話線を通じて自分の部屋からインターネットを楽しんでいると思うが、この基地局からマンション間の有線が無線になり直接自分のPCと通信をやりとりしているのである。
これを個人で導入すると、あまりにもコストが高いので、代替案として生まれたのが無線LANである。これは屋内での使用(さっきの例でいうと、電話線からPC間の無線)に最適化されているため、屋外の使用には使えることは使えるがあまり向いていないというものである。
というわけで、WiMAXを補うために生まれたWi-Fiなどと比べるのはおかしいという意見があったりしますが、今後はWiMAXが安くなってPCには屋内利用のWi-Fiアダプタと屋外利用のWiMAXアダプタが搭載されていきそうですね。
すっげー、わかりやすく書いたつもりがわかりにくですw最後まで読んでくれてありがとうございます。ちなみに、園児時代、幼稚園の帰り道で落ちているライターを使って、(芋なんてないのに枯葉だけ集めて)石焼芋を作ろうとしたら、怒られた記憶があるのですが、これは立派な進化ですよね笑
タグ : ヒトの 生産性は 偉大な文化だと思います